TAKANORI SUZUKI  WEBSITE



鈴木孝紀TRIO 2ndAlbum 『Paracca』 / 1stAlbum『COLLAGE(下にスクロールしてくださいませ)



Paracca(2018.4.21 発売)


当サイトをご覧頂きありがとうございます。

2015年に鈴木の呼びかけで、愛川聡と荒玉哲郎という名手2人を迎えTRIO結成、同年1stAlbum 『COLLAGE』を発表。
このTRIOはオリジナル曲を発表していくコンセプトで結成し、以後大阪を拠点にレギュラーライブを重ねてきました。

この『Paracca(パラッカ)』はアンサンブルを重ねてきた事で培われてきた、一作目とはまた違う、私達の会話をお楽しみ頂ける内容になったかな、と思います。

前作同様、室内楽の響き、音のブレンドを大事にしたい意向で、ワンポイントレコーディングの五島明彦氏をエンジニアに迎えました。

今回の録音場所は、前作以後、かねてより五島氏から提案のあった兵庫県加東市東条町にあるコスミックホールをお借りして、レコーディングに臨みました。
このホールは毎年、日本木管コンクールが行われたり主要なオーケストラの公演が行われる素晴らしい響きを持つクラシックホールで、
我々のトリオのコンセプトと合致する環境でした。
制作段階で、どの曲もほぼリバーブを足す事無く場の自然な響きで調整していけた事は、このホールで録れた事の大きなメリットだったと思います。


前作『COLLAGE』と同じく、この『Paracca』にはライナーノーツを封入しておりません。
このページをお読み頂いて少しでもこの作品に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

それでは、トリオの音楽をお楽しみください!

鈴木孝紀






Paracca

1, Esperanza
2, Opus 1
3, Morning glow
4, 過ぎゆく夏
5, Ange Cri
6, 焦燥
7, Away from the Wind
8, Paracca
9, Lumiere



鈴木孝紀トリオ
TakanoriSuzuki TRIO

鈴木孝紀 Takanori Suzuki(Clarinet&Bass Clarinet)
愛川 聡 Satoshi Aikawa(Guitar) Website
荒玉哲郎 Tetsuro Aratama(Bass)Website



曲目解説


1.Esperanza
1作目collageのリリースツアー中に書いた、トリオのオープニング曲として演奏する事も多い一曲。
バイアオンのリズムで軽やかに進みます。
Esperanzaは「希望」という意味で、愛川氏によって命名されました



2.Opus 1
この曲もトリオのオープニング曲の一つですが、レコーディングでは即興要素の色濃い展開で進みます。



3.Morning glow
2011年作曲。当初はJazzWaltzでした
朝、ホテルの窓から見えた朝焼け。
人それぞれの思いで迎える色んな朝がある。
これから始まる都会の喧騒。



4.過ぎゆく夏
9月頃、お昼にそうめん食べていたら降って湧いた曲です。少し色気がないですが。。
あぁ、これで今年の夏も終わりかなぁ。
という、夏男としては少し寂しい気持ちを現した、和風なメロディです。



5.Ange Cri
アストゥル ピアソラへのオマージュとして書いた曲。
「天使の叫び」という意味。
ピアソラ独特のタンゴのリズムで展開していきます。
このアルバム唯一の、バスクラリネットでの録音。



6.焦燥
「日常への苛立ちや変われない自分自身への焦り。そんな思いが真夜中にメロディとなって降って沸いたナンバー(愛川聡)」
トリオでは彼のオリジナル曲も多く演奏していますが、どの曲もリリカルで、かつ情熱的な曲ばかりです。素晴らしいプレイヤーで作曲能力も非常に高い。おまけに面白い!
本当に憧れです。
この焦燥は4/4拍子の中に7/8拍子が自然と導入してきますが、このイレギュラーなリズムで焦りを表現している、という説明がありました。



7.Away from the Wind
風から離れて、という意味。
少し物悲しい冬の夜を想像してください。



8.Paracca
作品の発表から既に何人もの方に、
「パラッカってどういう意味?」
との質問を受けております。

そりゃそうです。どの辞書をひいてもネットで検索しても出てきません。出てくるとすれば、この作品が世界的に広まったころでしょうか。
先に意味を言います。
Para  〜のために(ポルトガル語)
cca  カ (日本語) これはタカの"カ"です。

合わせると
"タカの為に"
という意味の「Paracca」は造語になります。

この曲は、荒玉さんがこの孝紀トリオの為に書いてくださったものです。愛を感じずにはいられません。この曲に出会った時の興奮はずっと忘れる事はないでしょう。
言葉の響きも良くて、トリオの中での特別な言葉になった意味もあり、アルバムタイトルにさせて頂きました。

ブラジリアンミュージックにも精通している氏らしい、パルチードアルトのリズム上で情熱的なメロディが展開します。
同じくブラジリアンミュージックに精通する愛川氏の華麗なバッキングプレイにもご注目ください。



9.Lumiere
時折、雲の隙間から刺す日光。
昔からその光景を見るとすごく落ち着き、同時に色んな希望とか、欲が湧いてきます。
太陽を追いかけて一度空の上に行ってみると、社会の中で生じる悩みや問題もちっぽけな事に感じます。




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Producer: 鈴木孝紀

Recording & Mastering engineer: 五島昭彦

Recorded at Cosmic Hall (加東市東条文化会館) January 22,2018

Artwork & Desin: HIROKO

Photography: 鈴木孝紀 (空の写真)
                  Skunk★World   www.skunkworld.org




Recording Photo
       2018,1,22 加東市東条文化会館
















COLLAGE(2015.5.10 発売) 


当サイトをご覧頂きありがとうございます。
このCD『COLLAGE』にはライナーノーツを封入しておりません。
既にこの作品を聴いて頂いた方々から様々なご感想を頂き、色んなイメージを聞く事が出来て本当に嬉しいです。

簡素ではありますが、ここに制作の事や曲目の解説を掲載いたします。
まだお聴きでない方も、お読み頂いて少しでもこの作品に興味を持ってもらえたら嬉しいです。








『COLLAGE』

1, NightRain
2, Violet
3, Monochrome
4, Vestige
5, Languid
6, River
7, Slippy
8, Birthday Song


鈴木孝紀トリオ
TakanoriSuzukiTRIO

鈴木孝紀 Takanori Suzuki(Clarinet&Bass Clarinet)
愛川 聡    Satoshi Aikawa(Guitar)  Website
荒玉哲郎 Tetsuro Aratama(Bass)  Website


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大学卒業後、クラシック奏者だったわけですが2003年にジャズの演奏活動を開始し、
現在に至るまで沢山の方々と共演させて頂き、様々なライブ活動を行なってきました。
演奏活動を続けていくうちに、自分のクラリネットをオリジナル曲でアプローチして行きたいと思い、スローペースながら作曲を続けてきました。
1枚目に作る自分の作品はフルオリジナルアルバムを、と決めていました。まず自分の歌を知って欲しかったからです。
そして去年暮れ頃から「今録りたい!」という欲が湧いて今回の録音となりました。
録音は、室内楽的な響きを大事にしたかった事、プレイヤー同士の息遣いを感じれる音を録りたかった事、
それらの理由で、ワンポイントレコーディングという方式を取りました。



〈鈴木孝紀TRIOについて〉
Jazzの世界では、ある程度ライブを重ねてサウンドを確立させてから、CD制作に取り掛かることが多いと思いますが、
このTRIO、実はこのレコーディングまで三人で音を出しておりませんでした。
個々の組み合わせではライブはしていましたし、初対面というわけでは無いですが。
僕が作って来た楽曲に合う楽器編成、そして僕のサウンドイメージをそのまま出してくれるメンバーを考えたとき
自然と、このTRIOの面々が浮かんでました。そして音を出したら予想通り、想い描いてた音がそこにありました。



〈Recordingまで〉
このアルバムの重要なポイントは、クラシック室内楽団が教会で演奏してる様な、合奏の響きを大切にしたい点でした。
音の混ざり合いや息遣いを考えた時に、やはりレコーディングでもみんな同じ部屋でワンポイントレコーディングをしてみたいと思いました。
ワンポイントレコーディングのスペシャリスト五島昭彦氏に相談し、様々なアドバイスを受け、
レコーディング場所を音響の良い「神戸青谷音楽堂」に決めました。




《曲目解説》

1.NightRain
夏が終わって少し秋の香りする夜風を頬で感じる。
少し寂しげな情景です。冒頭、愛川聡がイメージ通りのソロを弾いてくれました。


2.Violet
少し淡い紫色の事ですが、そのどこか凛としたイメージを曲にしました。


3.Monochrome
1926年のドイツ映画「メトロポリス」(無声映画)の1シーンに登場する、当時想像された2026年の摩天楼の風景が映し出されるのですが、その中の高層ビルの陰影等、白黒で無声ゆえに受けた印象をそのまま曲にしました。BassClarinetでの録音。


4.Vestige
これは"痕跡"という意味があります。100年以上前に造られたレンガ造りのトンネルを見て、突如目の前に現れる当時の風景。そんなノスタルジックなイメージです。


5.Languid
ひとりで居ると何とも気だるくて無駄に時間が経ってしまうような。そんな憂鬱な時間が過ぎたら希望が見えます。


6.River
全くの淀みの無い夜の川、静止している様に見えるが実際は大きな流れで動いてる。そんな情景をモチーフにした作品です。


7.Slippy
この録音ではBassClarinetを使用していますが、当初ソプラノクラリネットでファンクをやったらどんな感じやろ?と思って作りました。
それぞれのアグレッシブなソロを楽しんでください。


8.Birthday Song
生命の誕生はもちろんですが、時間と共に日々新しい物事が生まれていている。
ちょっとした感動なんですが。優しいイメージです。






Recording Photo
       2015.2.12 神戸青谷音楽堂




荒玉哲郎氏


愛川聡 氏





五島昭彦氏